おっぱい日記
濃厚な甘味を求めて… 幸せオレンジ「天使のおっぱい」とネーミングしているおっぱい畑は、わずか…17a。 |
海のミルク「カキ殻」栽培! どうやったら、この恵まれた自然を十分に生かし、天使のおっぱいの濃厚な甘味をひき出すことができるのか…? |
▲完熟堆肥を投入中です。 |
写真右上 |
平成17年、海岸に打ち上げられたカキ殻を家族で拾い集めているようすです。(海の沖には天草の島が見えます) |
写真右 |
カキ殻を苗木の間に入れています。白く見えるのが、カキ殻です。 |
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おっぱいの木も人と同じ おっぱいの木も人と同じで、同じものばかり食べていたら、栄養が偏ってしまいます。また、窒素が多すぎると、体は大きくなっても病気に弱くなり、味も悪くなります。だから、カキ殻のほかに、発酵した家畜糞、サンゴ、油粕、ヌカ…、といった多種の有機物を投入しています。そして木の持つ力を最大限生かすため、微生物の力を借りた発酵アミノ酸農法を取り入れていきたいと思っています。 |
ザリガニやメダカが元気一! おっぱい畑には、乾燥した時に水をまく灌水設備があります。その水は阿蘇山に水脈があると言われている美味しい地下水。そのおこぼれの水がおっぱい畑の横の小さな水路へと流れ出ています。水溜りのような水路をよく見ると、ザリガニや今では絶滅危惧種と言われているメダカが元気に泳いでいます。これは、水がきれいであること、そして環境を大切にしようとする、この地区の農家の人たちの意識の表れであると私は思っています。ちなみにおっぱい畑では、雑草を枯らす薬を散布しないことや農薬を極力減らすように努めています。 |
私たちができること 世界では、たくさんの子どもたちが飢えに苦しみながら“小さな命の火”を刻々と消しているそうです。 |